スムーズに転売を行うためには、日頃からマーケット情報に詳しい現地のコンサルタントや仲介業者などとこまめに連絡を取り、賃貸状況や価格動向などを常に把握しておく必要があるでしょう。
何のために投資するのか、なぜ投資をしなければならないのか、といっても万人に共通の道理があるわけではないでしょう。
なにしろ投資というのは、毎月の収入から半強制的に貯蓄に回したお金を、さらにリスクのある商品に投入することです。
したがって、なぜ投資しなければならないのか、投資の目的は何なのかを自分に納得させなければとてもやっていけません。
また、最近つくづく感じることは、投資を始めるなら早い方が良い、ということです。
仕事柄、私は多くの投資家のお話をうかがっていますが、成功を、納め財をなした方のほとんどが長いキャリアを持っています。
こうしたことを見ても、ある程度の年齢になってから、経済的に余裕のできる人とそうでない人の分岐点は、若いときにどういう環境に身を置いたかによって決まる。
中年のゆとりは中年になってから身につくのではなくて、20代、30代のうちに養われる、といって良いのではないでしょうか。
日本人の場合、だいたい学生の頃の経済観念というのはいい加減なもので、会社に入ってサラリーをもらい、自身で生活を切り盛りするようになると、少しずつ違いが出てくるといったところですが、大きな会社に就職した人のなかには、自身の判断で自己資金を一度も動かしたことがないという人が結構います。
もちろん、こういう人でも会社の仕事としては、惜金をしたり、工場や支店を開設したり、新製品を開発したりして何億円、何10億円というお金の出入りにゴーサインを出し、立派な業績も残しています。
ただ、サラリーマンの評価の対象は、基本的に与えられたことを忠実に実行できるかにありますから、仕事のなかで自分に任された判断の範囲というのは、意外に狭いものです。
だから、マンションを買ったらいいものか、家を建てたらいいものか、という自分のお金の問題に直面すると途端に迷う。
考えても判断できず、親兄弟などに相談することになるのです。
こういう人が定年を迎えると、会社の規定によって2000万円前後の退職金をもらい、会社から身を引くことになります。
そのとき、もらった退職金が本人にとって大金なのか、大したことないと思うお金なのか。
同じサラリーマンをしていても、この感覚に違いが出てくるのは、若い頃から財テクに関心があり、実行していたかどうかによります。
よく、年をとってから遊びを覚えると深みにはまる、といいますが、財テクもそうです。
ある日、突然巨額のお金が転がり込んでくることは、これまで自身の裁量でお金を動かしてこなかった人にとって、災難が舞い込んできたようなものです。
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